
データを“使う”ということ
パソコンが普及してから40年、デジタル時代となりDX化がキーワードとなっている昨今、周りにはさまざまなデータがあり、生活する度、仕事するたびにデータが作られていきます。
社内でもDX化を進めており記録や数字がデータとされ蓄積されています。受注や売上、日報や生産実績、品質データなど、さまざまな数字は存在していますが、現状ではデータ“集めること”が目的としていましたが、だいぶ溜まってきたのでデータ活用していく方向を考えております。
現場ではこれまで、経験や勘に支えられてきた判断も多くありました。それ自体は決して悪いことではなく、むしろ強みでもあります。ただ、拠点が増え、扱う製品や数量も増えてきた今、これまでのやり方だけでは見えにくくなってきているのも事実です。
ネットで「データは集めるだけでは意味がない」という記事を目にしました。大切なのは、そのデータをどう使うか、そして意思決定にどうつなげるかだという事です。
そこでデータを活用する上で便利なツールとしてBIツールというものがあります。以前から気にはなっていたものの高額でなかなか手が出せないのが実情でした。しかし最近では、我々のような中小企業でも利用できる価格帯のサービスが出てきており、ようやく現実的に活用できる環境が整ってきました。
BIツールとは(Business Intelligence)、社内に点在しているさまざまなデータ(売上、生産、品質など)を一つにまとめ、グラフやダッシュボードとして“見える化”し、誰でも直感的に状況を把握できるようにする仕組みのことです。単なる集計ではなく、「今何が起きているのか」「どこに課題があるのか」を素早く捉え、意思決定をサポートする役割を持っています。
今回導入をBIツールの導入を進めており、AI機能も備えています。これまで個別に見ていたデータを一元化し、分かりやすく可視化することができます。
その一例として、客先別の売上もグラフやダッシュボードで直感的に確認できるようになります。これにより、「どのお客様にどの商品がどれだけ動いているのか」「どこに注力すべきか」といったことが、これまで以上に明確になります。また、不良率や生産効率といった現場のデータについても、ただ数字を並べるのではなく、「なぜこうなっているのか」「どこに改善の余地があるのか」といった視点で見ることで、より具体的なアクションにつなげていくことができます。拠点間で比較することで、それぞれの強みや課題も見えやすくなり、良い取り組みの横展開にもつながっていきます。
その前進がCCAなのです。近い将来データを容易に加工できる時代が来るとデータを蓄積していました。
今回の導入については、まずIT推進部で実際に活用を進め、使用感や具体的な効果を確認したうえで、順次社内へ展開していく予定です。実際に使ってみる中で見えてくる課題や工夫もあると思いますので、それらも含めて共有しながら、より良い形にしていきたいと考えています。
もちろん、ツールを導入すればすぐにすべてがうまくいくわけではありません。最初は「何を見ればいいのか」「どう使えばいいのか」と戸惑うこともあると思います。ただ、完璧を目指す必要はなく、まずは一つの数字でもいいので、「見てみる」「気づく」「話し合う」といった小さな積み重ねが大切だと考えています。その積み重ねが、現場の改善や品質向上、そして最終的にはお客様への価値提供につながっていくはずです。
このようなツールも活用しながら、より見える形でデータと向き合い、全員で活かしていける環境を作ること考えています。新しい取り組みではありますが、ぜひ前向きにまずはやってみる精神で活用していきましょう。


