
穴ではなくチャンス
ここ最近、出張などで三現主義(現場、現物、現実)の確認の機会が減っております。
これは製造に関わる私自身にとって自分自身に対して非常に危惧していることです。
メールや日報、電話などで連絡・報告・相談は受けるものの、そのこと自体の重要度や緊急度、そして、その人がどのくらいの熱量(やる気、困り度など)なのかはやはり直接でなければ分かりづらい、伝わり切らないときがあるからです。
しかしながら、悪いことばかりではありません。
直接見れていない、要は過程ではなく結果・成果しか見れないときがありますが、みんながそれぞれに頼もしくなったと感じることも多々あります。(偉そうに言ってすみません。。。)
自分自身で何とか解決させなければ、と試行錯誤するようになることで自然と対応力や経験値が増えていき、不在の中でも解決していることが増えている、と感じております。
そういう点も含めて、「不在」というのは「穴」ではなくチャンスであり、そして成長を促すものである、と感じずにはいられません。
先日、人は無い物(所)に目を向けがちになる、というお話をしましたが、こういったことも、無いものに目を向けず、目の前にあるものや先に見えてくるものをしっかりと見ていくことでおのずと道が拓けてくるということなんでしょうね。
と同時に、この「穴」を必死でカバーしてくれていたり、乗り越えてくれたりしている皆さんには感謝でいっぱいです。引き続き、不在の日が続きますが、どうぞ宜しくお願い致します。