
尊敬される上司に
今日のテーマは、リーダーやマネージャー職についてです。
部下がついてくる上司、リーダーとは?
恐らく皆さんが考える上司像としては「部下より仕事ができる人」と答える人が多いと思いますが、
リーダーやマネジャーは、自分一人が成果を上げていても評価はされません。 そのマネージャーが指揮しているチーム全体で成果を上げているかが、会社への貢献度になります。 簡単に言うと、一人のスーパースターになるより、チーム全員の底力を上げる方が、長いリーグ戦を戦う上では勝率が上がります。 たとえ、上司が部下より実務のスキルが劣っていても良いと言えますが、できる上司、部下がついてくる上司には、必ず持っている5つの要素があるので、それらをご紹介します。
・常に笑顔でポジティブであること
これよく私も部下から言われます。 側から見ていて朝から機嫌が悪そうな時があると! 仏頂面で出勤してきたら、そりゃあ誰も声を掛けてくれないですよね。 できる上司は、例えば病気で体調が悪くても、プライベートで嫌なことがあっても、会社の門に入ったら笑顔にならなければなりません。 例えば、部下が仕事でクレームやトラブルの連絡を受けたらすぐ様上司に報告をして、対応策を考えなければなりません。 悪い知らせほど早く言うべき、と言われるほど仕事の鉄則でしょう。それを部長が机の上で機嫌を悪そうにしていたら、部下も悪い報告をしたら叱られると思うので言うのを躊躇してしまします。 それで後から上司の耳に入って、その部下に何でもっと早く言わなかっただと、結局叱られる訳です。 これって、報告しない部下が悪いのか? それとも報告しずらい環境を作っている上司が悪いのか? チームで戦う組織では、チーム内のことはリーダーの責任です。 それであれば自ずと、常に機嫌良く笑顔でポジティブでいようと思います。
・自分の言葉で語れること
会社のトップが語るビジョン、私も朝礼や会議で皆に話していますが、皆それぞれ受け止め方の違いに気づきますし、私から組織が遠かったり離れた工場では、なかなか意図していることが伝わりません。 そこでマネージャーたちが、トップのビジョンを自分の言葉に噛み砕いて正確に部下へ伝えて欲しいと思っています。 部下から、代表が言っている事どういう意味ですか?と聞かれた上司が、まあ〜、俺たちもっと頑張れということじゃない! っとざっくりとした説明をされてしまったら、私も悲しいです。
・誰よりも部下を大切にできる
冒頭にも書きましたが、マネージャーは、自分が仕事をして成果を出すのでは無く、部下に仕事を任せて成果を出させる事、これがマネージャーの役割です。 それであれば、常に部下への感謝の気持ちを持っていなければなりません。 部下の手柄は上司のもの、そんなマネージャーは今はいないと思いますが、自己アピールしなくても、チームで成果が上がっていれば自然と上司の成果と見られます。 また、能力不足で成果が上がらない部下がいたら、例えば違う仕事をやらせみたり、営業であれば担当顧客を変えてみたり、やり方を変えてみたり、その部下の良い面を見極めて適材適所を考え、チームの成果へ導く事。 それだけ部下のことを良く観察して知ることも必要なスキルでしょう。
・責任をとる覚悟
これもそのままの意味ですね。 上司たるもの、部下がやったことは、最後上司がしっかりと責任を取ってあげることです。
もし失敗したらどうしよう? そんな部下の悩みに、気にするな、失敗しても俺が全て責任を取ってやるから自信を持ってやれ! と言われたら、カッコいいですよね。 じゃあ、責任とは? とよく聞かれますが、「問題をしっかりと治めること」だと私は考えます。
よく「責任を取って辞めます」と言う人がいますが、それって全然責任を取った事にはならず、辞めた上司の後始末を、結局は部下がやることになります。 責任というのは、例えば迷惑の掛けてお客様へ納得して貰えるまで謝罪に行くことや、表に立って問題解決に当たることや、自分が矢面に立って会社や部下を守ること、それらが責任を取るという意味だと思います。
・部下の模範となれる
上司の態度や行動は、部下は常にチェックしている。 有言実行、上司は皆の前で堂々と宣言して、それに向かって実行していく。
陰で悪口を言う人は、例えば、居酒屋でプロ野球を見ているオジさんがテレビに向かって野次を飛ばしているようなもの。
部下の模範となる行動をしていれば、自然と皆がついてきてくれるでしょう。
長くなりましたが、私の考えも一部ありますが、動画配信されているEMPマネジメントLABさんの内容を引用させていただいております。 私も大変共感しましたので、ぜひ皆さんも実践して欲しいと願っています。